終活での片付け・整理のコツ|身の回りの整理整頓の方法・生前整理のやり方

終活片付け整理コツ

終活をするにあたって部屋を片付けたいけど、なかなか荷物整理が進まないという方は少なくありません。

片付ける場所や残すもののルールを決めて、自分のペースで計画的に進めていきましょう。

終活の片付けは、手放しやすいものから処分したり保留ボックスを利用するなどコツがあります。

  • 終活の片付けのコツ
  • 部屋の片付けのやり方
  • 終活で部屋を片付けることのメリット・デメリット

などを紹介します。

自分が亡くなった後の遺族の負担を減らす為・今後の人生を快適なものにするために終活は大切な作業です。

生前整理・断捨離などの参考にしてください。

目次

終活の片付けのコツ

終活片付け整理

終活での片付けにはいくつかコツがあります。

  • 手放しやすいものから処分する
  • 迷ったときは保管ボックスに入れる
  • 一度にやらない
  • 元気なうちに家族と一緒に行う
  • 書類を処分する場合は慎重に行う
  • 自力では難しい場合は業者に依頼する

終活のやることリストに、部屋の整理や片付けは必ず入れることをおすすめします。

自分が亡くなった後、遺族の負担を軽減するために家の片付けをしておくと良いでしょう。

身辺整理・断捨離を行う際も>>遺品整理と生前整理の違いの記事も参考にしてください。

手放しやすいものから処分する

手放しやすいものから処分していきましょう。

確実にものの数を減らせるので、荷物整理がはかどりやすくなるからです。

1年間使っていないものは、特別な思い入れがない限り捨てた方が良いでしょう。

存在を忘れていたり、今必要でないものから手放すと片付けが進みやすいですよ。

手紙や写真などは慎重に分別しないと、捨ててしまって後悔することもあります。
ぬいぐるみや人形などが捨てがたい場合は、供養するという選択肢もありますよ。

迷ったときは保留ボックスに入れる

処分するか迷ってしまったら、一時的な保留ボックスを利用しましょう。

悩んでいると作業が進まなくなってしまうからです。

一時保留ボックスに入れたら、処分するかは後で判断することにします。

保留ボックスを利用する際は、

  • 保留ボックスは1箱まで
  • 次回の片付けの時までには空にする

など、ルールを作っておきましょう。

制限がないと保留ボックスばかりが増えていきます。

思い入れのないもの・今後使わないと判断できるものなど、意識して処分していきましょう。

一度にやらない

片付けは一度に終わらせようとしないこともコツです。

疲れてしまうと挫折したり、残しておくべきものまで捨ててしまうかもしれません。

無理のない計画を立てて、こまめに時期を決めて片付けましょう。

一度片付けても、定期的に見直すことが大切です。

必要だったものが不要になっているものもあります。

自分にあったやり方で、定期的に片付けをするとよいですね。

元気なうちに家族と一緒に行う

終活としての片付けは、元気なうちに家族と行いましょう。

部屋の片づけはかなりの手間と体力が必要だからです。

筋力が落ちたり、足腰が悪くなってからだとスムーズに片づけをすすめられません。

一人でやらずに、家族と一緒に行うと作業もはかどります。

残しておきたい財産や貴重品の確認もできるのもメリット。

家族の意見も取り入れながら、一緒に片づけを進めていきましょう。

50代・60代でも片付けられない方もいます。
老前整理で40代から始める方もいますよ。

書類を処分する場合は慎重に行う

書類を処分する際は、慎重に行いましょう。

誤って捨ててしまうと、相続や契約においてトラブルになる可能性があるからです。

かさばってスペースを取るので、紙の書類は捨ててしまいたくなりますが、重要な書類は保管しておかなければなりません。

再発行できないものや、金融・保険・不動産関係の書類は確実に保管しましょう。

他のものに紛れないように、保管場所を決めてまとめておくとよいでしょう。

重要な書類は家族にも相談したり、保管場所を連絡することが大切です。

パソコンやスマホのデータも整理するのも忘れないようにしましょう。

>>遺品整理で捨ててはいけないものの記事を参考にしてください。

自力では難しい場合は業者に依頼する

ものが多くて片付けるのが難しい場合は業者に依頼しましょう。

生前整理を請け負っている業者は、物の仕分けだけでなく不用品の搬出や回収なども対応しているからです。

捨てることをためらって、片付けが進まないという人は少なくありません。

生前整理業者は、必要なもの・処分した方が良いものをプロの視点で判断し、適切に処理してくれますよ。

業者の選び方は>>遺品整理業者の選び方の記事で詳しく紹介しています。

終活の部屋の片付けのやり方

終活片付け整理

終活における荷物整理・片付けのやり方を紹介します。

  • 持ち物を全て出してみる
  • 必要なもの・不用品に分別する
  • 必要なものは収納し、不用品は処分する

普段の掃除とは異なるので、どのように進めたらよいか迷ってしまいますよね。

片付けの段取りを考えて、整理整頓しながら確実に片付けていきましょう。

終活をしてミニマリストを目指す人もいます。
積極的に断捨離を行いましょう。

持ち物を全て出してみる

片付ける場所の物を全て出すことから始めましょう。

自分が持っているものはどれくらいなのか確認することが大切だからです。

どこに何を保管していたのかは忘れてしまいがちです。

終活での片付けをする際は、押し入れ・部屋など片付ける場所を決めて、順序良く整理していきましょう。

一度に部屋の物すべてを出すと、足の踏み場がなくなって生活に支障が出ます。

片付ける箇所を決めて、自分のペースで片付けていきましょう。

必要なもの・不用品に分別する

持ち物を出したら、必要なものと不要なものに分類します。

終活のための断捨離は、不要なものを手放すことに意識を向けて作業しましょう。

捨てる基準として、

  • 存在を忘れていたもの
  • 1年以上使っていないもの

など、自分なりのルールを決めると片付けがはかどります。

分類の際に悩みがちなものは思い出の品です。

「この箱におさまる分だけ残す」など、残すもののルールが必要です。

必要か不要か判断しにくいものは、一時的な保管ボックスを利用しましょう。

保管ボックスは目につく場所に置いておき、時期を決めて中身を片付けるようにしましょう。

必要なものは収納し、不用品は処分する

分類が終わったら必要なものは収納します

押し入れの奥や高いところなどは、使う頻度が少ないものを収納します。

良く使うものは手が届きやすいところに、整理整頓してしまいましょう。

片付けや取り出しが簡単なら、よく使うものが出しっぱなしになりにくくなり、片付いた状態が維持できるようになります。

不用品は自治体のルールに従って、ゴミの日に出しましょう。

量が多かったり大きなものがある場合は、回収業者を利用することも検討します。

リサイクルショップでの買取や知り合いに譲るなど、まだ使えそうなものは捨てずに処理してもいいですね。

ものを処分しても思い出がなくなるわけではありません。
捨てなければいけない、というネガティブな気持ちではなく今後の人生を快適に過ごすための作業と考えましょう。
思い出の品を手に取りながら懐かしい気持ちで楽しんで片付けていけると良いですね。

終活での片付けにおすすめの業者

終活での片付けにおすすめの業者を紹介します。

  • 不用品回収業者
  • 遺品整理業者

終活での片付けには、業者を頼るのも負担軽減になります。

無理のない範囲で自分で行い、業者に頼んだ方が良い作業だけ依頼するのがおすすめです。

不用品回収業者

不用品回収業者は、不用品の回収に特化した作業を行います。

必要なもの・不要なものの分類は対応していない場合が多いです。

自分で分類は行い、不用品と判断したものをまとめて回収してもらうと良いでしょう。

まだ使えそうなものはリサイクルしたいと考えているなら、積極的にリサイクルをしている業者を選んで依頼しましょう。

リサイクルについては>>遺品整理はリサイクル・買取がおすすめ!の記事で詳しく紹介しています。

遺品整理業者

終活の片付けには遺品整理業者がおすすめです。

生前整理に対応している業者なので、依頼者の気持ちに寄り添ったサービスを提供してくれるからです。

残したいものや探し出してほしいものなど、要望に沿って丁寧に作業してくれますよ。

遺品整理業者を依頼する際は、優良な業者に依頼することが重要です。

悪質な業者に依頼してしまってトラブルにならないように>>遺品整理のやばい業者トラブルの記事も参考にしてくださいね。

終活で部屋を片付けることのメリット・デメリット

終活片付け整理

終活として部屋を片付けることのメリット・デメリットを確認しておきましょう。

メリットデメリット
家族の負担を軽減できる

住んでいる環境を整えられる

費用を抑えられるリット
手間や時間がかかる

終活で部屋の片づけをしておくと、家族の負担を減らすことができます。

片付けをしないまま亡くなってしまうと、遺族が遺品整理をしなければなりません。

不用品が大量にあったり、相続・財産に関する書類が見つからなかったりすると大きな負担をかけることになります。

片付けをある程度しておけば、業者に依頼する費用を抑えることもでき、家族の手間をかなり省くことができるでしょう。

不要なものを片付けておけば、安全な住環境で過ごすことができます。

ものが多いと障害物になって、思わぬけがをするかもしれません。

快適な環境で過ごすためにも、部屋を片付けておくことは大切です。

メリットがたくさんありますが、デメリットとしては手間と時間がかかるということがあげられます。

終活としての片付け・断捨離は一度にやろうとせずに、無理のないペースで少しずつ行いましょう。

元気なうちに家族と一緒に行えば、片付けがはかどるだけでなく、残したいものや貴重品の確認もできますよ。

まとめ

終活としての片付けは、元気なうちに家族と一緒に行うのがおすすめです。

片付ける場所・残すもののルールなど、計画を立てて自分のペースで進めていきましょう。

ある程度片付けておくことで、亡くなった後の遺族の負担を軽減することができます。

自分で整理するのが難しい場合は、遺品整理業者に依頼することも検討しましょう。

遺品ドット東京は、生前整理にも対応しています。

プロの視点から物の仕分けを行い、適切なアドバイスやサポートが期待できます。

終活の部屋の片付けや整理にお悩みの方は、気軽に相談してみてくださいね。

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