遺品整理でお焚き上げの依頼方法|供養の意味・料金相場を解説

遺品整理お焚き上げ

故人の大切にしていたものを処分することが心苦しいという遺族の方は多いです。

そんな時は遺品をゴミとして処分するのではなく、お焚き上げをして供養するという対処法もあります。

  • お焚き上げを依頼する方法
  • お焚き上げ供養の料金相場

などを紹介します。

お焚き上げを合同供養・個別供養など、どんな形でおこなうのかも参考にして下さい。

目次

遺品整理のお焚き上げの依頼方法

遺品整理で遺品をお焚き上げしたい場合の依頼方法は以下になります。

  • お寺・神社に依頼する
  • 遺品整理業者に依頼する
  • お焚き上げサービスに依頼する

お焚き上げは故人が大切にしていた遺品を供養するために行います。

遺品を一般的な方法で捨ててしまうことに抵抗があり、遺品を故人のもとに送ってあげられるようにお焚き上げをしたいという遺族の方は多いです。

お焚き上げで供養する意味は、遺族の心も整えることができることです。
悲しみを乗り越えるための大切な儀式になります。

遺品を捨てられないという方は遺品整理ができない・進まないときの対処法も参考にして下さい。

お寺・神社に依頼する

遺品のお焚き上げはお寺や神社で受け付けています。

直接持ち込みをしてもよいか、郵送でも受け付けているかなどは問いあわせて確認しましょう。

環境への配慮からお焚き上げを行っていない寺社も増えています。

定期的に合同供養と定めてお焚き上げをする場合もあるので、事前に確認が必要です。

遺品整理業者に依頼する

遺品整理業者でお焚き上げ・供養を受け付けていることが多いです。

多くの業者で遺品整理サービスに合同供養が含まれています。

個別供養を相談できるオプションがあることも。

遺品整理の作業の流れで、そのままお焚き上げしたい遺品を引き取って手配してくれるので、寺社への手続きが必要ありません。

遺品整理のトータルサポートとして、遺品整理業者に依頼することもおすすめです。

お焚き上げサービスに依頼する

お焚き上げを専門に行っている業者に依頼してもよいでしょう。

問いあわせると遺品の大きさに合わせて封筒や箱が送られます。

お焚き上げしたい遺品を入れて、指定された場所に送り返せば業者がお焚き上げをしてくれるサービスです。

寺社への手続きが面倒で、遺品整理業者に頼むほどの量でないという方にはおすすめです。

遺品整理のお焚き上げの料金相場

遺品整理をして、遺品のお焚き上げを依頼する際の料金相場を確認しておきましょう。

場所料金相場
寺社10,000円~30,000円
遺品整理業者遺品整理料金に含まれる
(個別供養はオプションで20,000円~)
お焚き上げ業者2,000円~8,000円
※寺社や業者によって料金は差があるので、あくまで目安として参考にして下さい

寺社に持ち込みするのではなく、郵送の場合は3,000円~15,000円くらいから受け付けている場合もあります。

神社では持ち込みは受け付けていないケースもあるので、事前に確認する必要があります。

寺社や業者によって料金は差があるので、あくまで目安として参考にして下さい。

郵送で遺品供養のお焚き上げを受け付けている神社はいくつかあります。
箱に詰めて簡単に申し込めるので、お焚き上げをしたい場合は調べてみましょう。

お焚き上げの方法

お焚き上げの方法には以下の3種類があげられます。

  • 合同供養
  • 個別供養
  • 現場訪問供養

遺品のお焚き上げをどのような形で行いたいか、後悔しないように親族で話し合って決めると良いですね。

合同供養

お焚き上げで供養の依頼をされた遺品をまとめて他の人の遺品と一緒に供養される。
日付を選んだり供養に立ち会えないことが多い。

個別供養

個別に供養してもらえる。
日程調整や供養への立ち会いができる

現地訪問供養

依頼した自宅や建物に僧侶が訪問し供養する
部屋や家そのものの供養ができ、親族や家族など集まって供養を見届けることができる。
僧侶に訪問してもらうためのお車代(5,000円~10,000円)を包むのがマナー。

遺品整理で処分に悩む手紙については遺品整理での手紙の処分方法で詳しく紹介しています。

遺品整理のお焚き上げについてQ&A

遺品整理のお焚き上げについてQ&Aで紹介します。

お焚き上げは近くの神社で依頼する?

お焚き上げは、神社によっては持ち込みを受け付けていない場合があります。

郵送のみの受け付けのこともあるので、事前にお焚き上げをしてもらえるか確認しましょう。

お焚き上げができるものとできないものがあるケースも。

料金だけでなく、お焚き上げをしたい遺品に対応してもらえるのか事前の確認が大切です。

お焚き上げ供養はいつやる?

遺品の供養・お焚き上げは、忌明けの四十九日の後や一周忌・三回忌などの法要の後に行うのが一般的です。

しっかりと決まっているわけではないので、遺品整理が終わり故人の思い出の品とお別れをしたいというときに供養してもらいましょう。

ですが、賃貸物件で早く部屋を空ける必要があったり、地域や家の慣習で決まっていたりする場合は、四十九日前に行っても問題はありません。

お焚き上げは無料で依頼できる?

お焚き上げを無料でできる方法として、1月15日の「どんど焼き(左義長)」があります。

古くなったお守りやお札・熊手などを神聖な火によって清め、満月の力で浄化する儀式です。

ですが、神社やお寺によって、どんど焼きをする品目を定められていることが多いです。

遺品のお焚き上げには対応していないことがほとんどなので、その場合は有料のお焚き上げを依頼しましょう。

個人でもお焚き上げできる?

個人でお焚き上げをする方法は以下を参考にしてください。

  • 一つまみくらいの塩をかけて清める
  • 白い半紙や和紙に包む
  • 火をつけてお焚き上げをする

上記は自分でお焚き上げをする手順です。

注意点としては、自治体で物を燃やすことが禁止されている場合は、個人でお焚き上げをしてはいけません

火事を防止するため、火を使うのは危険なのでお焚き上げは寺社や遺品整理業者などに依頼することをおすすめします。

自分でどうしてもやりたい場合は、塩でお清めをしてゴミとして処分しましょう。

まとめ

遺品をお焚き上げしたい場合は、寺社や遺品整理業者などに依頼しましょう。

故人の遺品をゴミとして処分することに抵抗がある方には、供養ができるお焚き上げをすることで心も落ち着きます。

お焚き上げを受け付ける寺社や業者によって、お焚き上げできるものや料金は異なるので事前に確認しましょう。

遺品ドット東京は、遺族が故人の遺した遺品に気持ちに整理を付けられるように寄り添ってくれます。

豊富な知識と経験を生かして、適切なサービスを提供してくれるはずです。

遺品整理でのお悩みがある方は、気軽に相談してみてくださいね。

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