遺品整理の見積もりの注意点|費用相場・料金を安くする方法を解説

遺品整理見積もり

遺品整理の見積もりを取る場合、相見積もりを取ることが大切です。

これは、費用相場を確認できるだけでなく、スタッフの対応が丁寧かどうか見ることができるからです。

業者に依頼するなら優良な業者に依頼することが重要になります。

高額請求や破損・盗難などのトラブルにならないように、見積もりは詳細を確認して優良業者を見極めましょう。

  • 遺品整理の見積もりを依頼する際の注意点
  • 見積もり方法
  • 費用の相場
  • 費用を安くする方法
  • 遺品整理業者の選び方

上記も紹介しますので、遺品整理の見積もりの際の参考にしてください。

目次

遺品整理の見積もりを取る際の注意点

遺品整理見積もり

遺品整理の見積もりを取る際はいくつか注意するポイントがあります。

  • 相見積もりを取る
  • 見積もりに責任者印があるか確認する
  • しつこい勧誘がある業者は避ける
  • 追加オプションの確認
  • 訪問見積もりを依頼する

悪質な業者による被害が多数報告されています。
優良な業者を見分けるために、ポイントを押さえて見積もりを確認しましょう。

相見積もりを取る

遺品整理業者に見積もりを取る際は、複数社から相見積もりを取りましょう。

相見積もりを取ることで、費用の相場を確認することができます。

作業費用の内訳が明確で、内容の質問に関して丁寧に回答してくれる業者に依頼することをおすすめします。

極端に安い料金を提示している業者は要注意。

作業が完了してから、追加オプションなどで高額な請求をする可能性もあります。

相見積もりを取って費用を比較検討し、優良な業者に依頼しましょう。

見積もりに責任者印があるか確認する

見積もり書に、責任者印が押されていることを確認しましょう。

理由としては、作業の担当者を確認し責任の所在を明確にすることができるからです。

信頼できる遺品整理業者は、見積書に責任者印が押されているはずです。

見積もり後にオプションを付けるなど作業内容を変更したいときも、責任者印があればスムーズに対応してもらえます。

担当者が責任をもって仕事をしてくれる業者に依頼したいですね。

しつこい勧誘がある業者は避ける

見積もりを取ってから、しつこい勧誘がある業者は避けた方が無難です。

勧誘やセールスのしつこい業者は、こちらの希望に寄り添って作業をしてくれない可能性があるからです。

勝手にオプションを付けられたり、雑に作業をされたりとトラブルになるかもしれません。

特に、女性や高齢者のみで見積もりに立ち会うと、強引に契約にもっていこうとする業者もいます。

できれば信頼できる男性に見積もりは立ち会ってもらうことをおすすめします。

追加オプションの確認

追加オプションの内容を確認することも重要です

追加でオプションのサービス内容や費用の説明がないと、作業後に高額な請求をする恐れがあるからです。

作業を始めてから、追加で必要な作業がわかる場合もあります。

追加オプションについて見積もりの段階できちんと説明してくれる業者なら、安心して作業を任せることができそうです。

訪問見積もりを依頼する

見積もりは訪問見積もりを依頼しましょう。

メールや電話だけで見積もりをした場合、正確な費用はわからないからです。

実際に遺品の量を確認して見積もりを取ってもらうことで、正確な費用がわかります。

相見積もりを取っていれば、作業ごとの費用の相場も確認できるでしょう。

メールや電話だけで見積もりをした場合、実際の費用は高額になる可能性もあります。

遺品整理の見積もり方法

遺品整理業者の見積もり方法は、以下の費用ごとに見積もりを作成します。

見積もり方法の例
  • 人件費
  • 出張費
  • 仕分け作業費
  • 処分費
  • 清掃作業
  • 供養費用
  • オプション費用

業者によって見積もりの項目は違うので、費用の詳細はその都度確認することが大切です。

マンションやアパートなど、作業がしにくい場所にあると費用があがることもあります。

費用の内訳があいまいで、「全額いくら」という形で金額を提示する業者は要注意です。

すべての作業が完了し、トラックに荷物を積んでからオプションで追加料金が発生する可能性があるからです。

見積もりの段階で、費用の内訳が明確で質問に丁寧に回答する業者を選ぶようにしましょう。

出張見積もりがおすすめ

見積もり方法では、出張見積もりをしてもらいましょう。

なぜなら、正確な見積もり金額がわかるからです。

遺品整理の見積もりは、2種類あります。

  • メール・電話
  • 出張・訪問見積もり

出張見積もりなら、正確な見積もりが確認できるだけでなく、スタッフの対応も見ることができます。

メールや電話で必要事項を伝えて見積もりを出してもらう方法もありますが、荷物の量が正確には伝わらずに実際の費用が高額になる場合も多いです。

無料で出張・訪問見積もりを行う遺品整理業者も多いので、気軽に相談してみも良いでしょう。

遺品整理業者のホームページで、過去の実績や料金表が掲載されていれば、自分の依頼がどのくらいの料金になるか参考になりますね。

相見積もりを取っていると伝えると、態度が変わるような業者には依頼したくないですね。

遺品整理の費用の相場

遺品整理見積もり

遺品整理の費用の相場は、以下の表を参考にしてください。

スクロールできます
※遺品ドット東京公式サイト料金表より

表の料金はあくまで相場の目安です。

実際の費用は以下の要素で変動します。

  • 荷物の量
  • 処分品の種類
  • 作業時間
  • 対応日
  • 作業人数
  • 買取品の有無
  • 周辺環境
  • オプション

同じ広さの家でも、遺品の量が多かったり作業しにくい場所だと料金が上がることもあります。

複数社で見積もりを取ることで、費用の相場が確認できますよ。

遺品整理の費用相場については>>遺品整理の費用の相場の記事で詳しく紹介しています。

遺品整理の費用を安くする方法

遺品整理の費用は高額になるので、少しでも安くする方法を紹介します。

  • 自分でできる範囲は済ませる
  • 買取できるものは買取してもらう
  • 複数社の見積もりを比較する

依頼する作業量を少なくしておくと、費用は抑えられますよ。

自分でできる範囲は済ませる

業者に依頼するまでに、自分で整理できるものは済ませておきましょう。

なぜなら、依頼する遺品の量が多ければ多いほど料金は高くなるからです。

必要のない家具や衣類など、自分で不用品と判断できるものは処分しておきましょう。

遺族にとって遺品整理は体力的・精神的にも辛い作業なので、無理のない範囲で行うようにしてくださいね。

買取できるものは買取してもらう

売却できるものは買取をしてもらいましょう

遺品整理業者は、買取分を作業費用から割り引いてくれるからです。

適正な価格で買取してくれるので、遺品をまとめて査定してほしい場合は遺族の負担が軽くなります。

より高値で売却したい場合は、専門の買い取り業者に依頼してもよいでしょう。

貴金属や着物・コレクターズアイテムなどは専門業者に依頼するとより高値で買い取りしてもらえるかもしれません。

出張買取サービスを行う買取業者も多いので、まとめて売却したい場合は利用してみましょう。

>>遺品整理は買取がおすすめの記事も参考にして下さいね。

複数社の見積もりを比較する

複数の業者の見積もりを比較して選びましょう。

この理由は、同じようなサービスでもより費用の安い業者を選べるからです。

サービス内容やオプションは業者によって異なるので、同じサービスでも安い方を選択することができます。

ですが、安いという理由だけで業者を選んではいけません。

極端に安い費用を提示する業者は、遺品整理に関する知識が浅かったり、作業が適当だったりする可能性があります。

見積もりは、料金だけでなくスタッフの対応も比較して優良な業者を見極めましょう。

遺品整理業者を選び方

遺品整理見積もり

遺品整理業者を選ぶ際は、優良な業者を選ぶことが重要です。

選び方のポイントは以下になります。

  • 実績
  • 許認可の有無
  • 遺品整理士が在籍している
  • スタッフの対応の丁寧さ

上記のポイントを押さえている遺品整理業者は、信頼して任せることができますよ。

生前整理も遺品整理業者は対応しています。

>>遺品整理と生前整理の違いの記事もチェックしてみましょう。

実績

実績のある遺品整理業者を選びましょう。

この理由は、実績がある業者は過去の経験から、効率的に作業を行うことができるからです

作業時間も短く済み、費用が安く済む可能性もあります。

遺品整理の経験が豊富なので、遺品の取り扱いも熟知しているので破損などのトラブルも少ないでしょう。

実績は公式サイトで確認することができるので、過去にどんな作業をしたのかチェックしてみるとよいですね。

許認可の有無

必要な許認可を受けているかも確認することが大切です。

許可証が無い業者の場合、他の業者に委託するための追加料金が発生したり、不法投棄をする可能性があるからです。

不用品の買取には「古物商許可証」、処分品の回収には「産業廃棄物収集運搬許可証」が必要です。

これらは自治体に申請しなければならないので、きちんと許認可があるかは確認しましょう。

不法投棄をした業者に委託した依頼者が罪に問われることもあります。

遺品整理士が在籍している

遺品整理士が在籍している遺品整理業者がおすすめです。

なぜなら、遺品整理士は遺品の整理に関する専門的知識があるからです。

遺品整理士は、遺品整理の流れや処分品の区別方法、法知識があります。

遺族の気持ちに寄り添って作業をしてくれるので、安心して作業を任せることができます。

>>遺品整理で必要な資格で詳しく紹介しています。

遺品整理士がいなくても経験豊富な信頼できる業者もいるので、見極めが大切です。

スタッフの対応の丁寧さ

スタッフの対応が丁寧であることもチェックしましょう。

理由としては、丁寧に対応してくれる業者は信頼できる業者であることが多いからです。

受け付けや見積もりの際の対応、接客態度から信頼できる業者か確認できます。

言葉遣いだけでなく、質問や相談に丁寧に応じてくれるかもチェックしましょう。

曖昧な回答や横柄な態度の業者は、トラブルの原因となる可能性もあります。

見積もりは出張・訪問してもらうことで、どんなスタッフが対応してくれるのか確認できるでしょう。

遺品整理の見積もりについてQ&A

遺品整理見積もり

遺品整理の見積もりについてQ&Aで紹介します。

遺品整理で捨ててはいけないものは?

遺品整理で捨ててはいけないものは以下を参考にしてください。

  • 遺言書
  • 財産分与で必要なもの
  • 個人の身分証明書
  • 年金手帳
  • 印鑑
  • 仕事関係の書類
  • 請求書・支払通知書
  • デジタル遺品

財産や契約に関する書類は捨てずに残しておきましょう。

他にも貴重品なども捨ててしまわないように、衣類の一枚一枚まで確認することが重要です。

遺品を勝手に処分すると、親族トラブルになる可能性もあるので処分する際は慎重に行いましょう。

一軒家の遺品整理は50万?100万?

一軒家の遺品整理で50万円・100万円など、高額になることもあります。

遺品の量が多かったり、特殊清掃が必要になる場合は費用がかかってしまうからです。

ですが、一般的な遺品整理で100万円以上の請求をする業者は、悪質な業者の可能性があります。

費用の内訳が明確で、余計なオプションを勝手につけない業者を選びましょう。

相見積もりを取ることで、費用の相場は確認できます。

複数の業者から見積もりを取って、高額請求のトラブルにならないように優良な業者を見極めることが大切です。

一軒家の片付け費用の相場は>>遺品整理の一軒家の費用を参考にしてください。

やばい遺品整理業者もいる?

高額請求をしたり、態度の悪い悪質な業者もいるのが事実です。

やばい業者に依頼して、遺品の盗難や破損といったトラブルになるケースもあります。

見積もりを取って、契約するまで居座ったり大声で脅かしてくる業者も報告されています。

見積もりを依頼する前に、その業者の口コミや実績を確認することで悪質業者かどうか見極めることができます。

優良な業者には良い口コミがたくさんあるはずです。

トラブルを回避するために、悪質な業者に依頼してしまわないように注意しましょう。

悪質な業者については>>遺品整理のやばい業者トラブルを参考にしてください。

自分で実家の遺品整理するといくらかかった?

自分で遺品整理をした場合の費用は以下の表を参考にしてください。

スクロールできます
※遺品ドット東京公式サイト料金表より

遺品の分類を自分でやり、処分する物だけ不用品回収業者に依頼すれば費用は抑えられるでしょう。

業者に委託しない分、費用は抑えられますが時間がかかったり体力的・精神的にも大きな負担になります。

孤独死やゴミ屋敷になっていた場合は、特殊清掃が必要なケースも。

この場合は、専門的な知識や特殊な薬剤が必要なので、業者に依頼しなければなりません。

実家に残された遺品が多かったり、孤独死で特殊清掃が必要になったりすると、業者の作業費用は100万円以上の高額になることもあります。

遺品のある部屋の状況によっては業者に依頼することも検討しましょう。

遺品整理と特殊清掃の繋がりについては>>孤独死の遺品整理の片付けの記事で詳しく紹介しています。

まとめ

遺品整理を業者に見積もりをしてもらうときは、必ず相見積もりを取りましょう。

見積もりの内容が明確であるか、対応したスタッフの対応は丁寧であったか確認するのが重要です。

遺品整理業者に依頼すると自分でするよりも費用がかかります。

ですが、体力的・精神的な遺族の負担を減らす為には、プロの業者に依頼することをおすすめします。

遺品ドット東京は、遺品整理士の在籍する信頼できる遺品整理業者です。

遺族の気持ちに寄り添い、丁寧に遺品を取り扱ってくれますよ。

遺品整理・生前整理にお悩みの方は、気軽に相談してみてくださいね。

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